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ミールシャトルMEAL SHUTTLE

中島製作所の自社開発製品「ミールシャトル」のご案内

医療介護施設の給食・配膳に革命をもたらす製品として業界から注目を集める当社のオリジナル開発商品「ミールシャトル」についてご案内します。
板金加工、機械加工、機械組立にとどまらず、製品の企画・設計から製造までを手がける佐賀の「株式会社 中島製作所」が、持てる設計開発力、技術ノウハウを投入し、特許まで取得した「ミールシャトル」にどうぞご期待ください。

医療介護施設の現状

現在、病院の約8割が赤字経営であり、医療費予算の削減や消費税増税などにより経営環境が益々厳しくなっています。
病院給食は365日休むことなく「朝・昼・夕」の3回、様々な容態の患者に合わせた治療食を提供する必要があります。
また、「ノロウイルス」などの食中毒による施設内感染など衛生面においても注意が必要です。 このような厳しい背景の中で、病院給食は安全・安心で質の高い食事を安定して提供する事が求められています。

課題を解決するニュークックチルシステム

このような課題を抱える中で、飛行機の機内食を基に考えられたのが「ニュークックチルシステム※1」(図1参照)です。
従来の食事提供方式と異なり調理済の料理を急速冷却し、チルド保存させておくことができます。
その後、冷たい状態のまま食器に盛り付け、トレーにセットし(図2参照)再加熱カートに搭載する。
加熱時間に合わせて、温かい食事のみ再加熱を行い配膳するシステムです。(図3参照)

図1:ニュークックチルシステムの概要
図1:ニュークックチルシステムの概要(イメージ)

図2:トレーにセットされた食事
図2:トレーにセットされた食事(イメージ)

図3:再加熱カートの運用フロー
図3:再加熱カートの運用フロー(イメージ)

求められる機能

求められる機能

ニュークックチルシステムにおいて、再加熱工程は調理・加熱工程の最終工程であり、再加熱後の仕上がりが食事の品質を大きく左右します。
病院食特有の多種多様な内容量(全量、ハーフ食、1/4食)や形態(常食、キザミ、ソフト食)の食事に対し、トレー上にセットされた食事の状態のまま、複数の食事を「味」や「見た目」を劣化させず衛生上、菌が死滅する75℃まで均一にムラ無く仕上げる事が求められます。

ミールシャトルは「ニュークックチルシステム」対応

ミールシャトル(イメージ)

病院や老人保健施設で、調理済みの食事を入れる大型ケースが給食時に多く使われています。
ただし、これは単なるケースではなく、1台で冷却、再加熱調理ができる多機能給食システム「ニュークックチルシステム」。
旧来の「クイックチルシステム」に改良を加えた新製品で、盛り付け後に急速冷凍→保存→再加熱までできるのが特徴です。

ニュークックチルシステムが注目されている理由

ミールシャトル内部(イメージ)

昨今の診療報酬改定や改定介護保険法施行などで、多くの病院や施設が経営難に苦しんでいます。
とくに栄養部門の収支は悪化の一途で、2006年4月の入院時食事療養費の改定を機に15~20%減収した病院、施設も少なくありません。
当然、栄養管理や衛生管理の現場でもコスト削減が求められるようになってきていますが、こんななかで登場したのがニュークックチルシステム。
調理済みの給食を急速冷凍・保存し、配膳の直前で再加熱するといった一連の作業を1台でこなすため、人件費や光熱費の大幅な節約を可能にしました。

このシステムの誕生は、病院や介護施設などにとってまさに給食革命とも言える出来事だったと言えるでしょう。
そんななか、後発の配食用保温カート「ミールシャトル」はこれまでのニュークックチルシステムにないマイクロ波利用の再加熱システムを持ち(特許取得済)、より均一な加熱ができる、1皿ごとに出力を変えて加熱できるなど革新的な製品としてデビュー。
以来、業界の注目を集め続けています。

ミールシャトルが選ばれる理由

優れた特長と強み

1.業界初マイクロ波採用の加熱装置は特許取得済

マイクロ波採用の加熱装置は業界初で、もちろん特許取得済(No.2011-198523)。
独自のマイクロ波照射構造により食材中心から均一に温める事ができます。

2.食器ごとに出力を変えて加熱できる

医療介護施設特有の多種多様な食事に対してそれぞれの食器単位でマイクロ波の照射量を変える事ができます。
これにより、過加熱による乾燥や劣化(変色)を最低限に抑えることができます。

3.加熱設定はバーコード操作で楽ちん&省エネ

栄養管理システムと連動させることで、献立に関する加熱情報を食札に印刷します。
バーコードを読み取るだけで、各段各食器単位でマイクロ波の照射量を自動で設定できます。
また、食事が入っていない箇所は加熱されないので省エネ。

4.シャッター付きで保温性も抜群

調理したての温かさを提供できるかどうかが給食の「命」。シャッター付きで、しかもシャトル分離式のミールシャトルなら配膳途中で食事が冷めることがありません。

中島製作所製ならではの信頼性

1.金属加工・組立の老舗

大正14年(1925年)から培ってきた金属加工・組立の技術ノウハウ、設計開発力を投入した自社製品だけに信頼性は抜群です。また、装置組立はグループ企業であるメック株式会社に委託しており、世界基準の品質管理手法を用いて組み立てています。

2.少数精鋭の専属部隊

大企業とは異なり、10名程度の専属部隊が開発から販売まで行っています。お客様からの細かい要望など小回りが利く体制となっています。

3.装置納品から設置まで自社専門スタッフが対応

ミールシャトルの納品・設置にお伺いするのは、単なる配送業者ではなく自社の専門スタッフ。製品と搭載技術をよく知るからこそ、ていねいなご説明と安心の導入をお約束できます。

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